アートコレクターの暗黙のルールをぶっ壊した額装達

 

早いもので額装を取り扱い始めてもうすぐ13年が経ちます。

 

お客様から様々な額装のご相談を受けて来ましたが、何人かのお客様が予算のことである決め事を共通して持っていることに1年目ぐらいに気が付きました。

 

それは「額装費が作品の価格を超えないでほしい」 というものでした。

僕もこの事には特に気をとめず、これがアートの額装の常識なんだぐらいに受け止めて、必ず額装費が作品より安くなるように提案させていただいていました。

 

そんな中、今から10年近く前になりますから額装を取り扱い始めて3、4年目でしたでしょうか、ある常連のお客様から「Supremeのマイクタイソンのポスター用にコンクリートのフレームを作ってもらえませんか?」とご相談をいただきました。

 

その当時、まだコンクリートの額装は作ったことはありませんでしたが、ノイズキング藝術額装店はスペシャルな技量を持った様々な分野の職人さんと関係が構築出来ているので、作ることは可能でしょうが、価格がネックになるんじゃないかと、その1点がかなり心配でした。

 

 

だって当時、Supremeのタイソンのポスターは5000円ぐらいでしたから、5000円のポスターに額装費GA数十万円は有り得ないだろうと考えますよね。

 

個人的にもコンクリートの額装を手がけてみたい気持ちは強かったですが、さすがに価格がネックでボツるだろうなと思いながら見積もりをお送りしました。

 

しかし、予想に反して「ぜひ製作お願いします!」と数分後に返信が来ました!

 

最初は「ほんまかいな!」と度肝を抜かれましたが、冷静になって考えてみると「額装費が作品の価格を超えてはいけない」とは別に誰が決めたわけでもないし、明確な根拠もありません、 風呂なしの家賃数万円のおんぼろアパートに住んでいるフェラーリのオーナーが居るぐらいですから、「欲しい」という情熱は軽く常識なんて超えるはずです。

 

それからですね、うちの額装のレベルが急速に加速したのは!

 

作品より額装費が安くなければいけないという暗黙のルールが崩壊したことにより、価格の制約を受けずにお客さまの額装したい物への情熱に心を配るようになり、凄い額装達がどんどん生み出されて行き、現在に至っています。

 

師匠は弟子に育てられ、親は子に育てられ、商売人はお客に育てられます。

 

 

これがその作品の数十倍する額装費のコンクリートの額装です。

 

【作品の価格より額装費の方が大幅に高い額装の一部をご紹介します。】

 

*作品の価格は額装を製作した当時の価格です。

 

 

福岡県のI様からご依頼いただいて製作した額装

 

作品価格 14,040円 / 額装費 223,300円

 

 

 

山形県のK様からご依頼いただいて製作した額装

 

作品価格 26,400円 / 額装費 61,006円

 

 

 

茨城県のG様からご依頼いただいて製作した額装

 

作品価格 13,650円 / 額装費 126,940円

 

 

 

徳島県のA様からご依頼いただいて製作した額装

 

作品価格 38,500円 / 額装費 209,000円

 

 

 

東京都のK様からご依頼いただいて製作した額装

 

作品価格 5,400円 / 額装費 31,680円

 

 


額装のご相談はこちらから

 

僕は本気で【世界最高峰の額装を作り続けて行きたい!】と思って日々取り組んでいます。

この12年の間に(2019年時点)5000点を超える本気の額装を手がけて来ました!

 

仕事もプライベートも、つまり人生全てにおいて、妥協することが大嫌いなので【利益追求のための手抜き】は一切やりませんし、そんなことをこそっとやる職人とは、絶対に仕事を一緒にはしません!

 

もし、あなたがこのノイズキング藝術額装店のスタンスに共感いただけるのなら、お気軽に以下からお問い合わせ下さい。

 

 

1. 額装される作品の縦・横のサイズをmm単位でお願いいたします。

(お見積もりがスムーズにお知らせできます。キャンバス作品の場合は、厚みもご記入ください)

 

2. ご依頼される額縁がお決まりの場合は、そちらの額縁名をお知らせ下さい。

「これと同じにしてほしい!」という額装例のURLを送っていただいても大丈夫です。

 

「忙しくて考える時間がない」、「初心者で何が何だかわからない」という方も作品に応じたベストな額装をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください!

 

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